火山の足跡を辿り、美食と自然の調和を感じる
現在も活動を続ける三瓶山。
何度も噴火を繰り返したことで生まれた水と土。
火山の痕跡を辿りながら、三瓶そば、三瓶産のわさび、米など
地元の美味しい食材を味わい、その大地の恵みや自然の力強さ、美しさに触れる旅。
大自然のパワーを体全部で
いただく「三瓶観光リフト」
三瓶山東の原を行く片道15分の空中散歩が楽しめる「三瓶観光リフト」。リフトを降りたら、徒歩5分で三瓶山の一峰・大平山頂上に到着です!山頂展望台は、県内屈指の絶景スポット。晴れた日には澄んだ青い空と、どこまでも連なる中国山地の山並みが出迎えてくれます。眼下に広がるのどかな田園風景を眺めながら、ゆったり流れる時間を味わって。
【天空の星降るリフト】
島根県大田市三瓶町は、夜空の暗さ日本一に選ばれたこともある町。満天の星を見上げながら星灯りの中を進んでいく「天空の星降るリフト」は、童心に帰ってドキドキできる夜のアトラクションです。山頂展望台からは、手を伸ばせば届きそうなほど近くに360 度の美しい星空が見られます。
【天空の朝ごはん】
とびきり素敵な一日をスタートさせるなら「天空の朝ごはん」へ。朝日に彩られて、刻一刻と表情を変える三瓶山の大自然に抱かれながら、地元の人気店とコラボした美味しい朝ごはんがいただけます。清々しい空気の中、温かい朝食を頬張れば、体にも心にもみるみるうちに元気がチャージされるはず。
三瓶観光リフト
- 住所
- 大田市三瓶町志学1640-2
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自然の神秘が織りなす絶景
直径約2Km の噴火口
知的好奇心を満たすなら、大平山の山頂から三瓶山の峰々を観察するのがオススメです。大平山は、はるか昔に起きた大噴火によって降り積もった火山灰や溶岩のカケラで作られた山。山頂は噴火口の縁にあたる部分で、その長さは約2キロに及びます。雄大な景色の成り立ちを知ると、その大いなる自然の力に驚かずにはいられません。
【夏の風景】
季節ごとに色を変える山頂からの眺めは一期一会。一日として同じ景色はありません。登山客で賑わう夏は、力強い緑滴る山並みを臨めます。太陽の光を浴びて輝く青田が作る田園風景も、なんだかノスタルジックな雰囲気。大きく深呼吸して、爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込みましょう!
【秋の風景】
秋の三瓶山は、何といっても紅葉が見どころ。中でも三瓶山が最後に噴火した噴火口といわれる“室の内” は、三瓶山随一の紅葉スポットです。赤や黄に色づく山々は、自然が描いた絵画のよう。何気なく撮った写真も、きっと何度も見返したくなる素敵なアート作品になります。
大平山山頂(東の原展望テラス)
- 住所
- 大田市三瓶町
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大人の知的好奇心を刺激する
「志学展望台広場」
三瓶山からの景色を堪能したら、次は大平山と同じく“カルデラの縁” にあたる場所「志学展望台広場」へ。展望台からは三瓶山六峰だけでなく、自然のダイナミズムが作り上げた美しいカルデラを一望できます。また、繰り返し起きた噴火により、長い年月をかけ幾重にも重なった地層が間近で見られるのも、好奇心がくすぐられるポイントです。
【手で割れる噴出物】
三瓶火山の地層は、噴火した年代により噴出物や堆積物が違うため、地層ごとに異なる特徴を持ちます。たとえば、約1 万9 千年前に形成された地層の黄色い石は、手でも簡単に割れるほどの軟らかさ。激しい火山活動により遠くまで飛ばされた三瓶山の噴出物は、発掘された遺跡などの年代を知る目安にもなっています。
【二重のカルデラ】
展望台から三瓶の地形をじっくり観察してみると、三瓶山のカルデラが二重になっていることに気が付くはず。大平山の山頂から見た噴火口を囲むように、もう一つのカルデラが形成されており、志学展望台広場は外側のカルデラ縁にあたります。そう実は、三瓶にはカルデラの中で発展した町もあるのです!
(提供:アジア航測(株)国土地理院基盤地図及び地理院地図を使用)
志学展望台広場(カルデラの縁)
- 住所
- 大田市三瓶町上山
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三瓶の大地の恵みを味わう
「さんべ温泉そばカフェ 湯元」
お腹がすいたら温泉に入れるオシャレなカフェ「さんべ温泉そばカフェ 湯元」で、“三瓶そば” をいただきましょう!江戸時代から大切に受け継がれている三瓶在来種を使った十割そばは、ひとくち噛むごとに奥深い蕎麦の香りが広がる、そば好きにこそ食べてほしい逸品。三瓶自慢のお蕎麦、お米、わさびを一度に味わえる、最強コラボ定食で召し上がれ。
【三瓶産のわさび】
火山性土壌と湧水が育んだ、力強い香りと辛みが特徴的な三瓶在来種のわさび。三瓶のわさび農園の1つ『かじか農園』では、野生ならではの長所を引き出すため、栽培環境の保全にも力を入れています。生産者さんが愛情と情熱を注いだわさびは、ご飯の主役になる美味しさ!
【温泉が流れる川】
豊富な湧出量を誇る三瓶温泉は、火山がもたらした三瓶の宝物。塩と鉄分を含む泉質は、優しい肌あたりで美肌効果もバツグンです。付近を流れる川が茶色く見えるのは、この温泉が流れているから。上質な温泉にゆっくり入れば、体ぽかぽか、肌しっとり…三瓶火山がくれた自然の恵みを受けとりましょう。
【三瓶温泉】
三瓶山の南麓に湧く三瓶温泉は中国地方最大級の毎分3,000ℓの湧出量という豊富な湯量。鉄分を多く含むため茶褐色の濁り湯です。塩分や鉄分を含む湯は体の芯まで温め肌を乾燥から防ぐ効用があります。天然の保湿成分といわれるメタケイ酸も豊富な「美肌の湯」です。日帰り入浴もできます。三瓶温泉で疲れを癒やそう!
国民宿舎 さんべ荘
四季の宿さひめ野
さんべ温泉そばカフェ 湯元
志学薬師 鶴の湯
亀の湯
さんべ温泉そばカフェ湯元
- 住所
- 大田市三瓶町志学ロ1730-11
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自然の驚異、地中の秘境を探る
「さんべ縄文の森ミュージアム」
4000年前の噴火が作り出した三瓶小豆原埋没林。太古の森が化石となった後も、直立状態で残存している貴重な場所です。木の断面から、ほのかに届いてくるのは清々しい木の香り。施設周辺の地中には、今なお多くの巨木が眠ったままになっています。本物の埋没林を使ったお土産をお持ち帰りすれば、三瓶のパワーをお裾分けしてもらえるかも。
【根株】
「合体木根株展示棟」に鎮座するのは、地下13mもの深さまで二股に根を下ろす「根株」。視界を覆いつくすほど巨大な幹に刻まれた年輪の数が、悠久の時を重ねて育まれた豊かな森の姿を想起させます。一歩、また一歩と螺旋階段を下りるたび、原始の三瓶へと近づいていくようなタイムトラベル気分を体感してください。
【ガイダンスルーム】
埋没林の展示棟へ向かう前に、じっくり見学したいのが「ガイダンスルーム」 。大いなる自然のパワーと、長い年月の中で三瓶火山がこの地にもたらした影響力を、臨場感のある映像で学べる場所です。埋没林が形成されたプロセスを知ることで、展示棟での体験がより感動的なものになります。
さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園)
- 住所
- 島根県大田市三瓶町多根ロ58-2
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