【おすすめスポット】出雲大社のあとは世界遺産「石見銀山」へ
島根県を代表する観光スポット「出雲大社」と世界遺産「石見銀山」。
出雲大社から石見銀山まで車で1時間で行けるって知ってましたか!?
出雲大社を楽しんだ後は、世界遺産「石見銀山」も堪能してくださいね。
「ご縁の国しまね」の代表的スポット「出雲大社」
縁結びの神様として名高く、神話のふるさと出雲を象徴する出雲大社。
様々なご縁を結ぶ神様として名高い大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られており、毎年11月(旧暦の10月)には全国の神様が集まってご縁を結ぶ会議が行われるなど「神在月(かみありづき)」でも有名です。
まずは出雲大社で、これから島根でたくさんのご縁があるよう、お参りしてみてください。
⇒出雲観光ガイドはこちら
出雲大社から車で1時間の世界遺産「石見銀山」へ
室町時代から約400年に渡って採掘が行われた「石見銀山(いわみぎんざん)」。
良質な銀が産出され、国内はもちろん、アジア、ヨーロッパ諸国にまで輸出され、経済や文化に影響を与えました。
銀鉱石を採掘した「間歩(まぶ)」と呼ばれる坑道跡が多くある銀山地区、歴史的建造物をはじめ、古民家を活かしたショップやカフェなどがある町並み地区があります。
石見銀山の歴史を知るには、まず、「石見銀山世界遺産センター」や「石見銀山資料館」がおすすめです。
また史跡を熟知した地元ガイド「石見銀山ガイドの会」の定時ワンコインガイド(500円)の利用もおすすめです。
銀山地区や町並み地区では、徒歩やレンタサイクルでの移動になりますので、動きやすい服装や靴でお越しください。
⇒石見銀山散策マップ「石見銀山みてあるき」はこちら
石見銀山世界遺産センター
石見銀山をめぐる旅の始まりは、ここ「石見銀山世界遺産センター」から。
銀山発見当時から、現在に至るまでの石見銀山の歴史を展示。
当時の生活の様子や坑夫の発掘現場の様子など、貴重な資料やジオラマで知ることができ、旅をより楽しむためには欠かせない重要スポットです。
<施設情報>
名称:石見銀山世界遺産センター
住所:大田市大森町イ1597-3
電話:0854-89-0183
営業時間:8:30~18:00(有料展示室9:00~17:00(最終受付))
※12月~2月は30分短縮
定休日:毎月最終火曜日、年末年始
料金:(有料展示室)大人310円、小人150円
石見銀山資料館
直轄領の銀山を治めた江戸幕府の代官所跡を利用した資料館。
石見銀山の採掘工具や古文書、鉱石、絵巻などを展示しており、当時の石見銀山の様子を学ぶことができます。
石見銀山に訪れたなら、貴重な実物資料や鉱石が展示されている石見銀山資料館は必見です。
<施設情報>
名称:石見銀山資料館
住所:大田市大森町ハ51-1
電話:0854-89-0846
営業時間:9:30~17:00
定休日:水曜日、年末年始
料金:大人550円、小人250円
龍源寺間歩
唯一、年間を通して公開されている間歩で、通り抜けができます。
龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は、江戸時代の中頃に開発された代官所直営の坑道で、約600mあります。
そのうち一般に公開されているのは157m(新坑道と合わせると273m)で、坑道の壁面 には当時のノミの跡がそのまま残っています。
また、排水のため垂直に100mも掘られた竪坑も見ることができ、石見銀山絵巻等の展示もあります。
<施設情報>
名称:龍源寺間歩
住所:大田市大森町ニ183
電話:0854-89-0347
営業時間:9:00~17:00(12月~2月までは9:00~16:00) ※最終入場は閉館時間の10分前
定休日:元日のみ
料金:大人410円、小人210円
大久保間歩一般公開限定ツアー
大久保間歩は石見銀山最大級の坑道跡。
一歩坑内に足を踏み入れると、そこは真っ暗な当時の採掘現場。長靴、ヘッドライト付ヘルメットの装備での入坑は探検さながらでドキドキ・ワクワク感を掻き立てます。
期間限定(3月~11月)のガイド付ツアーで一般公開されており、坑内を見学するには予約が必要です。
<施設情報>
名称:大久保間歩
住所:大田市大森町(ツアー集合場所:石見銀山世界遺産センター)
電話:0854-89-9091(大久保間歩予約センター)
開催日:3月~11月の金曜・土曜・日曜・祝日・GW・お盆
時間:各日4回(①10時~、②11時~、③12時30分~、④13時30分~)
申込締切:5日前まで。(ただし催行決定のツアーで空席がある場合は、出発まで募集します。)
料金:大人3,700円、小中学生2,700円 ※小学生未満はご入場できません。
重要文化財 熊谷家住宅
石見銀山資料館(代官所跡)から 50mほどの場所にある大森銀山地区最大の商家建築。
銀山経営のほか、酒造なども営んでいました。
熊谷家は金融業などを営みながら、町役人や代官所の御用商人を務め、 19 世紀には大森の中で最も有力な商家の一つとして栄えました。
現在の建物は 1800 年の大火後の再建ですが、その後順次整えられていった屋敷構えの変遷の様子や生活ぶりが窺える貴重な商家建築です。
<施設情報>
名称:重要文化財 熊谷家住宅
住所:大田市大森町ハ63
電話:0854-89-9003
営業時間:9:30~17:00(受付は16:30まで)
定休日:火曜日、年末年始、臨時休館あり
料金:大人520円、小人100円
大森町並み交流センター(旧大森区裁判所)
明治23年に開設された旧大森区の裁判所。
旧法廷が一部復元され、町並み交流センターの施設の一部として無料公開されています。
世界を動かした銀の話や町並みの保存の様子がよくわかる映像を無料でご覧いただけるほか、建物の模型なども展示しています。
代官所地役人 旧河島家
1800年初頭に建築された代官所地役人の遺宅です。上級武家の構えをよく伝えています。
大森代官所に務めた役人を地役人といいます。代々大森に居住して銀山の経営や領内の支配に当っていました。
武家屋敷の多くは屋敷が門塀で囲まれ、道に面して庭があり、その奥に母屋を配置しています。<施設情報>
名称:代官所地役人 旧河島家
住所:大田市大森町ハ118-1
電話:0854-89-0932
営業時間:9:30~16:30
定休日:火曜日、年末年始、臨時休館あり
料金:大人200円、小人100円
羅漢寺 五百羅漢
石見銀山の石工技術をよく表しており、石造物文化を代表する貴重な信仰遺跡です。
18世紀中頃、銀山で亡くなった人々の霊と先祖の霊を供養するために25年かかって代官や代官所役人、領内の人々の援助、協力により石橋などを築き、石窟内に石造の五百羅漢を納め羅漢寺を建立しました。
岩盤斜面に3つの石窟があり、中央窟に石造釈迦三尊仏を、左右両窟には五百羅漢像がそれぞれ250体ずつ、計501体の坐像が安置されています。
<施設情報>
名称:羅漢寺 五百羅漢
住所:大田市大森町イ804
電話:0854-89-0005
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休(臨時休あり)
料金:大人500円、小人300円
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【石見銀山編】自然に宿る力とともに~永遠の中の一瞬に気づく旅~(大田市観光コンセプトムービー)
(※2021年1月現在の情報です)