島根県のほぼ中央で、「出雲大社」で有名な出雲市のお隣りに位置する大田市。
世界遺産を有する歴史ある町並み、三瓶山の豊かな自然、そして、日本海に面した美しい海岸線。
自然の力や人の温かさに触れ、どこか懐かしさを覚える場所。
肩の力を抜いて、一息ついて、大田をゆっくり巡りませんか。
江戸時代に栄えた石見銀山遺跡の中心部。銀鉱石を採掘した「間歩(まぶ)」と呼ばれる坑道跡が多くある銀山地区、歴史的建造物をはじめ、古民家を活かしたショップやカフェなどがある町並み地区があります。石見銀山の歴史を知るには、まず、「石見銀山世界遺産センター」や「いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)」がおすすめ。
踏むと、キュッ、キュッと音が鳴る日本有数の鳴砂の浜「琴ヶ浜」や、世界最大の砂時計で有名な「仁摩サンドミュージアム」、16世紀前半に石見銀山で採れた銀を運び出した積出港「鞆ケ浦」など、優れた景観と歴史を持った海岸沿いのエリアです。
16世紀後半に銀の積出港として栄えた港町。 温泉が湧き、湯治場としても栄えた町並みは、どこかノスタルジックな雰囲気が漂います。
標高1,126mの男三瓶山を主峰に、6つの峰が環状に連なる国立公園三瓶山。登山はもちろん、雄大な風景や紅葉、雲海など、 四季を通して自然を満喫できます。麓に湧く温泉は、全国でも有数の湧出量を誇ります。
古くから、石見地方と出雲地方を結ぶ重要な場所として発展してきました。大田町内で親しまれている春と秋の「彼岸市」は、400年以上の歴史を持つ伝統行事です。日本海に映える美しい「立神島」と「立神岩」は、波根町の象徴となっています。