2024.11.11
祝・ゆのつ組 松江ツーリズム研究会観光大賞 受賞!
島根県の観光振興や活性化に貢献した個人、団体を顕彰する「第7回松江ツーリズム研究会観光大賞」に、
温泉津町の「ゆのつ組」(小川知興代表)が選ばれました!
10月28日に松江市内で授賞式が行われ、表彰状とともに副賞100万円が授与されました。
また、11月11日には、大田市長へ受賞報告をされました。
ゆのつ組は、温泉津在住、または勤務する約50名で構成されてます。15年間にわたり、温泉津の魅力を発信しようと、様々なイベントを企画運営してこられました。
温泉津夏祭り、やきもの祭り、海神楽の開催などを通じて、誘客、まちづくり・人づくりに取り組まれています。
大田市内の団体が受賞するのは、今回で3件目となります。
・第4回大賞 オペラ石見銀山実行委員会
・第5回大賞 株式会社さんべ開発公社(天空の朝ごはん等)
「ゆのつ組」が企画運営する主なイベント
4月 春のやきもの祭り
5月 ノスタルジック温泉津
6月 ゆのつトレイルランニング
7月 ノスタルヂックビアガーデンゆのつ
8月 温泉津夏祭り
9月 海神楽
10月 秋のやきもの祭り
11月 グルメフォンドゆのつ
【申請にあたっての大田市観光協会(大田市DMO)からの推薦文】
今、温泉津の温泉街は、「平日の昼間でも若者がまち歩きをする」「夜は土曜の夜神楽や飲食店のはしごができる」まちに、大きく変わっている。小さなまちの激変ぶりは各種メディアに取り上げられるなど、全国的に注目を集めている。
この変化は、従来の温泉施設や旅館を中心とした集客から、コロナ禍でも進んだゲストハウスの整備や、Iターン者による多様な飲食店(海鮮和食、ハンバーガー、カレー、スイーツ、バー)の進出による集客効果によるところが大きい。
これらの動きは、にぎわいの創出、まちの魅力アップと情報発信、人材の受け入れと育成を長年にわたり、継続的なイベント開催等を通じて行ってきた「ゆのつ組」の活動が、大きく寄与し、支えてきたことで起こったことは間違いない。
20年ほど前、ゆのつ組代表の小川氏が、Uターンした際に、すっかり賑わいを失った温泉街を危惧し、「温泉だけに頼らないまちづくりを、若者中心で取り組んでいくことが、まちの未来に繋がる」との思いをもとに、当時の若者が集結し動き出した活動が、今、花開いていると言える。
イベント開催は、多くの労力を要し、ゆのつ組のメンバーも本業の傍らでの取り組みとなり、その継続的ながんばりには大きな敬意を抱かざるを得ない。いわゆる「イベント疲れ」も心配されるところであるが、マンネリ化しないよう常にブラッシュアップ(例えば、夏祭り(花火大会)の有料化による持続可能な大会運営や地元中心の出店促進、また、今年のノスタルヂックビアガーデンゆのつは、伝建地区指定20周年と連携開催するなど)されているところである。
今後は、人づくりに比重を移した取り組みを検討されているとのことであり、チャレンジし続けられるものと思う。益々、発展的な取り組みをされることを、ワクワク感ををもって期待するところであり、観光協会としても後押ししていきたい。
#湧くで温泉津